戦後10余年が経った1960年代になるまで、国内で花粉症はみつかっていませんでした。
現在のお年寄りに花粉症の人が少ないのは、スギ花粉の飛ぶ量が少なかっただけでなく、当時の日本人の食生活や住環境がアレルギー体質になりにくくしていたからです。
また、年をとると免疫の力が低下するため、花粉に対しても敏感に反応しなくなり、若いころほどひどくなくなる場合もあるのです。
2006年01月04日
Q12:花粉症は体質を改善すれば治るって、ホント?
確かに、アレルギー体質をなくすことができれば、花粉症は治ります。しかし、これは普段の生活を変えるだけでは不可能で、医療機関で「減感作(げんかんさ)療法」を受けるしかないのが現状です。
Q11:ある年突然、花粉症になるのはどうして?
アレルギー体質の人は、花粉という抗原を体内に取り込むと、IgE(アイジーイー)という抗体をつくります。でも、この抗体の量が一定の水準に達するまでは症状は現れません。
子供のころから毎年、花粉を吸って、抗体をつくり続け、やがてその水準に……。
そこでさらに花粉を吸い込んだとき、くしゃみや鼻水などの症状が出るのです。
子供のころから毎年、花粉を吸って、抗体をつくり続け、やがてその水準に……。
そこでさらに花粉を吸い込んだとき、くしゃみや鼻水などの症状が出るのです。
Q10:花粉症になる人とならない人、なにが違うの?
遺伝的にアレルギー体質を持っているか否かが、大きな分かれめになります。それに加え、食生活をはじめとする日常生活の要素が深くかかわっているほか、花粉が多く飛んでくるところに住んでいる人は、花粉症になりやすいといえます。
Q9:花粉症は、遺伝するの?
花粉症の最大の要因はアレルギー体質の遺伝です。しかし、生活習慣や住環境など、ほかにも様々な要素があり、家族に花粉症の人がいても発症しないケースは珍しくありません。
Q8:花粉症の人はどのくらいいるの?
日本人の5人に1人は、花粉症の患者であるといわれます。
中でも多いのがスギ花粉症で、その約8割を占めています。
中でも多いのがスギ花粉症で、その約8割を占めています。
Q7:1日に飛ぶ花粉の目安はあるのですか?
花粉情報を提供するためのランク基準が設けられています。
@「少ない」:0〜9個/cu
A「やや多い」:10〜29個/cu
B「多い」:30〜49個/cu
C「非常に多い」:50個以上/cu
と4ランクの基準があります。
@「少ない」:0〜9個/cu
A「やや多い」:10〜29個/cu
B「多い」:30〜49個/cu
C「非常に多い」:50個以上/cu
と4ランクの基準があります。
Q6:観測値が「△.◇」と小数点が付くのはなぜですか?
付着剤(ワセリン)を付けたスライドグラス内の花粉を染色して顕微鏡で数え、その数を1平方センチあたりの花粉数に換算するため小数点が付きます。
Q5:スギ花粉やヒノキ花粉はいつ頃まで飛ぶんですか?
例年スギ花粉は、3月上旬〜4月上旬にかけて多く飛び、スギ花粉の飛散がおさまり始める頃(4月上旬)になるとヒノキ花粉が飛び始め、5月上旬まで飛びます。
Q4:飛散開始日って?
「1平方センチ当たり1個以上の花粉が2日以上連続して飛んだ最初の日を「飛散開始日」とする」という基準が、花粉情報標準化委員会で定義されています。したがって、この基準を満たさないと飛散開始とはなりません。
(参考)その他にも次のような基準があります。
・初観測日:1月1日より初めて(小数点以下一桁の数の)花粉が確認された日
・飛散終了日:飛散終了時期に3日間連続して0個/cuが続いた最初の日の前日
(参考)その他にも次のような基準があります。
・初観測日:1月1日より初めて(小数点以下一桁の数の)花粉が確認された日
・飛散終了日:飛散終了時期に3日間連続して0個/cuが続いた最初の日の前日
Q3:木についている花粉を見ることはできますか?
スギの枝先に米粒くらいの大きさで茶色くなっているものがスギの雄花ですが、雄花はこの時期はっきりと確認することができます。この1粒のなかにスギ花粉がおよそ40万個入っています。ヒノキの雄花は、スギのようにはっきり確認することは難しいですが、スギの雄花より小さい粒が葉の先に確認できます。
Q2:花粉はどのくらいの大きさですか?
花粉に種類によって違います。花粉症の代表であるスギ・ヒノキ花粉は、30〜40μm(μm=1000分の1mm)です。花粉をテニスボールくらいの大きさに例えると、ヒトの体は富士山の8合目位(3,200m)の大きさになります。
Q1:花粉はどのくらい遠くまで飛ぶのですか?
スギ花粉等の風媒花は、花粉が小さく軽いため風に乗って数10kmから100km飛ぶといわれています。一方、雑草等の虫媒花は、数km飛ぶといわれています。

